ブレーキ鳴き防止の整備記録です


R1100GS整備記録:ブレーキパッド鳴き防止剤塗布作業 20040321
※あくまでも素人整備作業ですので各自で作業する場合は自己責任のもと行なってください

最近低速でのブレーキの鳴きが気になり始めたのでディスクの鳴き防止処理をほどこしました。
以前はモリブデンラバーグリスをディスク裏面に塗りましたが効果が無かったため、専用の鳴き防止剤で再チャレンジです。
赤の矢印のボルトを緩めるとキャリパー自体は外れます。

キャリパーを外す前にパッドを止めているピンを先に外した方が作業しやすいでしょう。
ちなみに青い矢印のピンをマイナスドライバーで回しても緩んできません。赤い矢印のピンを引き抜いてから裏側の穴からポンチのようなものでたたいて押し出してあげましょう。

この赤矢印が裏側の穴です。
こちらからポンチのようなもので軽くたたいてあげると反対側から出てきます
スライドピンが出てきたところです。
頭が出てきたら指でも引き出せます。
このピンは組み付ける前には洗浄とモリブデングリスを塗ってあげてください。
ブレーキ鳴き止め剤です。
シャンプやーリンスの試供品のようなパックに入っています。最初はパット6枚分(フロント4枚、リア2枚)なので足りるかなと思ったのですが、充分でした。
鳴き止め剤はこんな色をしています。
これを指で広げて塗っていきます。
塗りひろげたところです。
説明書では10分の乾燥と書いてあったのですが結局30分以上乾燥時間がかかってしまいました。
乾燥させている間にピストンの汚れも取っておきましょう。矢印の部分もスライドピンになっているので汚れを落としたあとにモリブデンラバーグリスを塗っておいた方がいいでしょう。ピストンは多少出してから掃除した方がいいのでブレーキレバーを数回握って少し出して上げましょう。
あとは元通り組み付けて完了です。

組み付け後の試走では全くブレーキが鳴くことはありませんでした。
モリブデンラバーグリスです。中身は黒色です。
近くのホームセンターにて購入

リアブレーキ編

青矢印の部分のボルト2本を緩めるとリアのキャリパーが外れます。その後赤矢印のCリングを外し、今度は外側から押し出してあげます。
青い矢印の方向へピンがスライドして抜けていきます。フロントキャリパー同様にピストン、プレッシャープレートなど清掃とグリスアップをしてあげます

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