| ●食品循環養豚会議全国会議報告● 2004年12月14日に実施しました食品循環養豚会議には県内外から約150名の参加をいただきました。 この場におきまして、実施の報告とさせていただきます。 開催主旨 近年、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会構造は、食品産業においても深刻な状況を招き、食品リサイクル法の施行などの対策が取り組まれています。食品リサイクル法では食品廃棄物の発生抑制と再生利用および原料を促進し、有用利用することを目的としており、具体的に肥料・飼料などへの再生利用が可能なものを「食品循環資源」と定義しています。こうした食品循環資源の受け皿づくりが現在全国各地で進められています。食品循環資源の資料化は有用利用のみならず、養豚業の発展に寄与するものと考えます。また、消費者へ情報提供を行うことは、市民参加による社会問題の解決への糸口となるでしょう。そこで、今回の食品循環養豚全国会議では、食品循環資源を活用した養豚プロジェクトを展開している全国各地の事例を紹介していきます。この会議の新たなネットワークを築き、食品循環資源を活かした養豚の未来を拓く集いにしたいと考えております。 講演会 12月14日 13:30〜17:30 全国会議実行委員長 石黒英治より開会の挨拶 食品循環養豚の技術向上と理念の普及をめざし、新しい養豚のかたちをつくるきっかけになれば幸いです。 ■基調講演 「我が国の未利用有機物資源の飼料・畜産的な利用」 阿部 亮 氏 日本大学生物資源科学部教授
■食品循環養豚 全国事例の紹介 「先進事例に見るエコトンプロジェクト」
今回の会議では、会場に義捐金箱(豚の貯金箱)を設置し、皆様に義捐金のご協力を呼び掛けました。いただいた義捐金は¥49,123になりました。12月17日に地域循環ネットワークに振り込ませていただきました。皆様のご協力ありがとうございました。 ■コメント及び質疑応答 コメンテーター 矢後啓司氏(財団法人 畜産生物科学安全研究所) 矢後氏からは、家畜衛生の面からみた食品残さ飼料を使用する際の留意点を経験よりお話していただき、各事例団体についてはそれぞれの特性をあげ、今後の課題解決へのアドバイスをいただきました。 質疑応答では、受身ではなく積極的に食品循環資源を利用し組織体制を確立させた新しい食品循環養豚の必要性や、食品残さ飼料を作る際の一定のガイドラインの紹介、食品残渣の安全性について阿部先生からコメントをいただき、そして、各事例団体に対しては肉質に与える影響から事業化へ向けたコスト面の質問まで幅広く質問をいただき、参加者が食品循環養豚に非常に関心をもっていることがうかがえました。 試食会 18:00〜 試食会では、くいまーるプロジェクトで肥育した豚2頭分をメルパルクOKINAWAの喜友名(きゆうな)料理長が考案した数十種類ものメニューで食味することができました。 また、今回事例報告をした4団体の豚肉でしゃぶしゃぶを食味してもらいました。 さて、あなたのお好みの豚肉はありましたか?
★実行委員会の反省会では、鹿児島、横浜から「ぜひ来年はやりたい!」という声があがり、沖縄から発進したこの試みが今後も発展することを願っています。 視察 12月15日 観光バスを1台貸切り、朝早くからおこし頂いた参加者と一緒に2ヶ所の視察を行いました。 ■くいまーる養豚場
■沖縄県立北部農林高等学校 沖縄の在来豚ともいわれる島豚(アグー)を復活させようという試みが続けられており、その復元に成功した北部農林高校が視察を受け入れてくださいました。また、在来豚の繁殖性の改善と産肉能力の向上を目的とした調査研究をすすめており、北部農林高校オリジナルの豚「チャーグー」も見せていただきました。沖縄の地場産業の若い担い手がここで多くのことを学んでおり、今後の活躍に期待を感じました。
■食品循環養豚全国会議資料集 販売中!■ Copyright (C) 2001 Okinawa Recycle. All Rights Reserved |