二 現政権が私共家族に強制し続ける人間の尊厳をも喪失した地獄の生活

本件は日常茶飯事的に起こり得る公務員の不祥事から始まった―。沖縄県有地を借地している私共は、財産
管理課(同県管財課の前身)元職員の借地人・真壁和次郎の土地賃貸借契約違反行為(通行路上への貸家建
築等)によって唯一の道路が寸断されたことから財産上で大きな損害を被ってしまった。
これに対し同県は自らの非(賃貸借契約上の管理義務違反)を全面的に認め私共との間において損害回復の
ための交渉を始めたにもかかわらず、その直後、突如として「私共の損害回復措置は一切講じない。県職員ら
と真壁の著しいゆ着を伴った違法行為についてはこれをすべて不問に付す」とした。
こうした沖縄県の著しい職権乱用行為に「法を遵守して」と抗議した私共家族を待っていたのは基本的人権、財
産権及び幸福追求権等々を徹底的に侵害された挙句に、人間の尊厳をも著しく蹂躙され続ける毎日と完全に
生存不可能(僅か数ヶ月の命)とされた地獄の運命のみであった。


第1 損害回復がなされぬまま人間の尊厳をも否定される無法状態下の私共家族

1 通行路上への違法建築行為によって寸断された通行路部分は他人地の無断通行を余儀なくされた。
がしかし、
 
(1) 他人の土地の無断通行は完全な違法行為である。
 
(2) 同通行路は県管財課職員らとゆ着した真壁の度重なる違法行為によってその後五回も勝手に変
更された挙句に、1999年以降は井戸敷地の通行をも余儀なくされてしまった。しかし、この井戸敷地を通
行路とする行為は沖縄県の慣習上「井戸の神を冒涜する」ものでもあった。
 
(3) 死後においてまでも「井戸の神」を冒涜できない。こういう立場の私共家族にとっては自らの遺体は
大学病院等への献体の選択肢のみしか残されていない。
 
2 住まいは既に耐用年数をはるかに超えた朽廃状態に近い木造住宅であるにもかかわらず自宅の再建築が
完全に不可能(建築確認が下りない)となったため

(1) 同建物を維持すべく費用及び労力は私共の肩に大きくのしかかる一方となった。

(2) 住まいの資産価値も当然の如く急落した。

(3) 住まいの再建築のための預貯金は建築費の上昇によって大きな目減りを余儀なくされた。
 
3 日常生活上の排水、汚水の処理が完全に不可能(私共の敷地内の三箇所に常時たまりっぱなし状態)とな
ったため環境衛生面等において最悪な生活状態を余儀なくされることとなった。
 
(1) 私共の借地に常時溜まりっぱなしの自らの汚水・排水は使用中の井戸水を完全に汚染したにとど
まらず、本件とまったく関係がない付近住民の敷地へも流れ出すという二次的・三次的被害も起きた。
 
(2) 汚物は自らの敷地内に穴を掘って埋める或いは違法行為を承知の上で家庭用ゴミとして処理せざ
るを得なくなった。
 

第2 こうした無法状態下の生活を解消すべく私共の悲痛極まりないSOSの訴えに対する稲嶺惠一知事(大田
昌秀前知事含む)らは、いずれも私共の損害回復については即刻可能(4メートル幅員の道路を確保するのに
県側には既に26メートルもの余裕なスペースが存在した。これは現在でも変わらない)であることを十分に認識
したにもかかわらず、
 
1 自らの不祥事を隠ぺいすべくことのみに固執、「私共の財産権の回復措置は一切講じない、私共家族を恐
怖極まりない無法状態下の生活に強制的に封じ込めたまま問答無用に葬り去る」とした。

2  法を無視し尽くしてでも私共家族を無法状態下の生活から抜け出せないものとし続ける。
私共が大変なリスクを犯して自らの道路を確保(三、第1(6)の4参照)、それに6年間も完全になす術なし(容認
状態)であった稲嶺恵一知事が突如として「(法律によらずに)壊されたところを直しましょうね」の一言でもって
問答無用に封鎖、私共家族をまたしても道路のない生活へと強制的に戻してしまった。

3 県職員らと真壁の著しい癒着を伴った違法行為についてはこれをすべて「不問に付す」としたのみならず、
その後も続く真壁の違法行為(沖縄県及び那覇市建築指導課に無断での新築8回、増築及び通行路の変更各
5回、賃借権の譲渡3回、構造の変更1回等々は全国的にも絶対に例を見ないほどの悪質極まりないものであ
った)についてはこれをことごとく容認し続けた。
ちなみに、これらの違法行為についての当局(沖縄県や那覇市)は真壁が「以前から許されてきたのになんで
今回だけが許されないのか」と開き直るだけでもっていとも簡単に同人に屈服、すべての違法行為を許し続け
てきたのみならず、最も悪質な「通行路の寸断行為」についてはそれに「合法的」なものとしてのお墨付きまで
与えてしまうありさまである。

4 自らの罪をすべて私共家族に負わせて処理すべく私を常時逮捕、拘留可能な体制下に置き、何ら落ち度の
ない被害者の私をこれまでに7回も犯罪者に仕立て上げてきた。

5 私共の財産及び職業をも違法に奪い去るという兵糧攻めも公然と可能なものとした。そのために私は130
0万の借り入れに対し年間で100万の利子を受け入れざるを得ない立場を余儀なくされたこともあった。。

第3  自らの損害回復が為されることもなく国及びメディアによって公然と抹殺される運命にある私共家族は、
管財課職員らと癒着した真壁の違法行為が公然と容認され続ける現場を見ながらの生活をも余儀なくされてし
まっている。


第4  以上のように長年にわたる沖縄県及び那覇市による違憲極まりない公権力の行使は国及びメディアの
法を無視し尽くした介入がなければ決して起こり得ない事件であった。。
この事実は@既に自らの非を認めた沖縄県稲嶺惠一知事及び翁長雄志那覇市長らは私からの「公務員であ
るならば法を遵守して」との悲痛極まりない訴えに対しただ絶句するのみであり、決して「法を遵守します」とは
言い切れないでいるA本件は法を無視し尽くしてでも私共家族を問答無用に葬り去って処理するとした裁判所
が既に法廷を犯罪現場に変え連続25回もの不正裁判を強行した(実行裁判官は延べ73名にも上る)B私から
総理へのSOS、直訴状」及びメディア(琉球新報社)への「抗議書・メディアの死を伴った民主主義の破壊行
為」は既に2004年12月以降毎日送付され続けているにもかかわらずいずれも無視(国及びメディアの凶悪犯罪
行為を徹底的に擁護する姿勢を貫く)されたままである―等々、既に枚挙にいとまがないほど存在する。
現政権は被害者であり何ら落ち度の無い私共家族に対し、唯一残された道は「神の助け、神の裁き」にすがっ
ていくしかないという地獄の生活 を今日も強制するのだろうか・・・(既に12年6カ月にも及ぶ)。


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● 私からメディア(琉球新報社)への抗議書「メディアの死を伴った民主主義の破壊行為」
● 私からメディア(琉球新報社)への抗議書「メディアの死を伴った民主主義の破壊行為」