裁判所から不動産競売で不動産を買って大丈夫?

◆不動産競売のメリット     

@ 取引相場より安い値段で買える。
A 登記費用がいらない(但し登録免許税は必要)。 

◆不動産競売のデメリット     

@ 不動産物件の内、外に買受人が勝手に入って見る事
   ができない。
A ある程度の法律知識が必要。
B 不動産物件の瑕疵担保責任を裁判所に追求できない。
C 買受人が明け渡しの手続きはしなければならない、又
   別途、強制執行費用が必要な場合がある。 

裁判所の不動産競売物件の買受手順

競売物件資料
◆ 裁判所の調査資料及び独自で十分に調査する必要が
   あります。

入札
 ◆ 最低競売価格の2割の保証金額を指定銀行に支払
    い入札。
  ◎ 入札価格の単位の書き間違いに要注意、
    単位の間違い、例えば百万円のつもりが千万単位に書い
    てしまった事例はよくあります
 
代金納付

◎ 入札価格の間違いの訂正てきるか? できませ〜ん
  

代金納付
◆ 期限内の納付に要注意
  
期限内に納付しないと保証金は没収されます。
  (期限内に納付が遅れる場合は前もって裁判所に相談を!) 
  

登記
◆ 裁判所が職権で抵当権を抹消し、買受人名義に登記を
   します。

  

  

明け渡し交渉
◆ 裁判所が明け渡しの交渉をするわけではなく買受人独自
   で交渉します。 相手が明け渡しに応じてくれればこれで
   完了です。
◆  相手方が明け渡しに応じてくれなければ下記の手順に
    なります。

  

不動産引渡し 命令の申立て
強制執行の申立て
◆ 不動産引渡し命令の申立てが必要です。
   申立てには期限があります。要注意!

  
  

◆ 引渡し命令に債務名義を得て、強制執行の申立。
   
与納金及び強制執行費用納付。
  
強制執行を行 い引き渡し

◆ 強制執行の実行までにはある程度の日数と費
   用がかかります。
   

  

裁判所不動産競売の代行